子どもの学びも、自分の時間も大事。そんな親御さんにおすすめしたいみらいキャンパスの長期講座

みらいキャンパス物語
2024.04.26

みらいキャンパスをご受講いただいているお子さまの保護者のかたにインタビュー!みらいキャンパスに感じた魅力や、受講前後のお子さまの変化をお伝えします。

第3弾インタビューはこのかた!

Tさん。
小学校5年生のⅠさんは、友達とゲームやスケボーをしたり、マジックを披露したりすることにハマっている。

~ご受講いただいた短期講座~
・世界を救え!先進国と発展途上国って何が違うの??withマインクラフト
・アーティストと一緒に!世界のクリスマスを知り、絵をかこう!
・建築士になって世界のおうちを見てみよう!

~ご受講いただいた長期講座~
・【コース】未来の形?!月に作るテーマパーク大計画 in マイクラ
・【みらい探究室】地球とあそぼう!アートとあなたとわたし?
・【コース】空港を再現!社会の「なぜ」を探検しよう!inマインクラフト

「”先生”のイメージが変わりました」講師の魅力

ーーこれまでさまざまな講座を受講されていますが、みらいキャンパスのどんなところに魅力を感じていますか?

息子が受講する様子を見て、最初に「これは素晴らしい!」と思ったのは、講師が子どもの発言をよく聞いてくれるところです。よく聞くだけではなく、発言を待ってくれたり、誰のどんな発言も否定せずに、思いをくみ取ってくださったりするのが素晴らしいと思いました。

学校の授業は、20人~30人くらいの生徒に対して先生は1人ですよね。ですから、先生といえば、「大きな声で話し、大人数を従え、リードしていく人」というのが私のイメージでした。ですが、みらいキャンパスは違いました。少人数のグループ講座ではありますが、先生と1対1で話しているように、先生は子どもたちの小さな声や反応にもよく気付いてくれます。いつも「今、発言している子」に集中してくれるので、リアルの対面授業よりも質が高いという印象です。

今回、息子が受講した講座(マインクラフトで空港を再現する講座)を改めて見返しましたが、講師は子どもたちの発言に対して、実に的確に対応してくださっていると感じました。たとえば、息子が「これを作りました」と状況の説明をすると、「おー、レンガ風に作ったんですね」とさりげなく補足してくれます。「すごい」と単調に繰り返すような褒め方はせず、具体的にどこがよいかを伝えつつ、足りない部分はフォローしてくれます。押しつけがましくもないですし、双方向の声かけがとてもいいなと思いました。また、「〇〇さんが一番だね」のようなランク付けもなく、それぞれが認めてもらえるので、みんなが安心して発言できるんですよね。みらいキャンパスの講師は、従うべき大人というよりは、リラックスして話し合える相手、聞けば教えてくれる頼りになる相手なのだと、”先生”のイメージが変わりました

息子はみらいキャンパス以外にもサッカーやそろばんなど、習い事をいくつかしていますが、どの習い事も基本的にはまず目標があり、目標に向かって先生が「こうしましょう」「次はこれをやりましょう」とリードしてくれるものです。それに対し、みらいキャンパスの講座は、受講生同士で主体的に考え、一緒に作り上げるもので、そのプロセスや時間が息子の達成感や自信につながっているように思います。

「伝えたらわかってくれる」という経験が、コミュニケーションの意欲に

ーー講師との関わり合いを通して、感じている成長はありますか?

息子が成長したな、変わったな、と感じるのは、日常会話での説明が上手になった点です。それはみらいキャンパスの講師との会話やほかの受講生との会話を通して、「誰かに何かを伝えたら、ちゃんと分かってもらえる」ということが実感できたからだと思います。

みらいキャンパスは、自分の思ったことを、たとえその内容が小さくても大きくても、安心して発表できる場、認めてもらえる場なんですよね。みらいキャンパスで発表し、認めてもらえた経験が、「人に自分の思いを伝えよう」「人とコミュニケーションを取ろう」という意欲につながっていると感じます。

最近は小学校の授業でもグループワークが盛んに行なわれていますが、みらいキャンパスのように、各グループに先生が必ずついているわけではありません。子どもの発言を丁寧にくみ取ってくれるのは、やはり圧倒的にみらいキャンパスの講師ですね。

オンラインという環境だからこそ、最後まで自分の気持ちを言語化する練習に

ーーほかの習い事で身に付くコミュニケーション力との違いはありますか?

みらいキャンパスはオンラインだからこそ、言いたいことをはっきり言わないと、自分の気持ちを伝えられないという環境が、話す力につながっていると感じます。というのも、対面での習い事では、先生やコーチがなんとなく空気を読んで、発言の途中でフォローしてくれたり代弁してくれたりしますが、オンラインでの発言中はそうはいきません。そんな環境だからこそ、途中でもじもじしたりしないで、最後まできっちり自分の気持ちを言語化する練習ができ、言葉でのコミュニケーション力が身に付いたと感じています。

ーー日常で成長を感じる変化はありますか?

少し前に、息子がお友だちの家にお泊りさせてもらったことがあったのですが、私が迎えに行ったとき、息子がお友だちの親御さんに対して「手伝いましょうか?」と声をかけているタイミングでした。それを見て、親以外の大人とコミュニケーションを取るのが上手になったなと感じました。そうやって息子がハキハキと話せるようになったのは、みらいキャンパスの講座でさまざまな講師と会話をし、学年が違う子たちにも何かを伝える経験を積んで、自分の思いを人に伝える自信が付いたからだと思います。

自信が付いたことで、自立が進んだのかなとも感じています。これまではさまざまな場面で、「お母さん、一緒に来て」と言われ、付き添うことも多かったですが、最近は「お母さん、もう来なくて大丈夫」と言われることが増え、これも大きな自立の一歩だなとうれしく思っています

”教え合う” ほかの受講生からの刺激も

ーーみらいキャンパスの講座は対象学年に幅がありますが、ほかの受講生との関わり合いで感じることはありますか?

テーマにとても詳しい他学年の子がいて、息子いわく「○○さんはすごくいろいろなことを知っていて、ポロっと教えてくれる豆知識が楽しい」「お互いに教え合えるのがいい」と言っていました。講座ではメインの話は先生がしてくれますが、それ以外のサブの話をほかの受講生から聞いたり、教え合う関係性が築けたりするのはとてもよいですよね。

当初は学年が下の子もいると聞いて「進みが遅くなるのでは?」とやや不安でしたが、実際には全然そんなことはありませんでした。むしろ興味や関心が強く、自ら学びを進めている年下の子の存在は、息子にとって刺激にもなったようです。今では年齢の差は意識しなくなりましたね。

「奥深さと達成感」長期コースで継続するほど力になる

ーー長期コースと短期講座、それぞれ感じる成長は異なりますか?

どちらも受講してみましたが、「長期と短期では達成感と奥深さが全然違う」と息子は言っていました。短期コースは「ひとまずお試しでやってみよう」というときにはぴったりですが、1回や2回という短い時間で内容を終える必要があるので、講師がリードする時間がどうしても長くなります。一方、長期コースは、自分たちで考えて作り上げる時間が長いので、誰かにやってもらった、教えてもらったというより、自分たちでやった、学んだ、という実感があるようです。

また、これまで3か月の長期コースを2つ受講しましたが、1回目の長期コースより、2回目の長期コースのほうが、より成長を感じましたね。回数を重ねたからこその成長があるのだと思いました。たとえば、1回目の長期コース終了後の息子は、「案外話しやすかった…かも…」という感じでしたが、2回目を受講したことで、「最初の先生だけじゃなくて、2回目の先生ともたくさん話せた!」と自信が付いた様子で、息子自身の経験値が上がり、ぐっと成長したように感じました。

子も親も対等。尊重し合い、自立を促す

ーーご家庭の教育・子育てで大切にしていることや方針はありますか?

2つありまして、1つ目は「子どもが自分でやりたいことを見つけて、それを叶える力を身に付けてほしい」ということです。そのためには自立も必要ですし、分からないことを人に聞く力も大切ですし、コミュニケーション力や彼自身の人間力を磨くことも重要ですよね。そんな意味合いからも、みらいキャンパスの学びは、「自分でやりたいことを見つけにいってほしい」という方針にとても合っているんですよね。

もう1つは、「親子は対等な関係。どちらかが、どちらかのために何かを犠牲にする必要はない」ということを大切にしています。もちろん子どもがある程度成長したらの話ですが、たとえば、「母だから送り迎えをするのは当然」「母だから子どものサッカーシューズを洗うのは当然」ではないと思いますし、逆に「子どもが親のために勉強する」というのも違うと思います。そもそもの前提として、「子どもも親も、時間は自分のもの。当然それぞれにやりたいことがある」ということを理解し、お互いを尊重するのが大切だと思っています。家族とはいえ、わがままをいうことも、我慢をすることもあり、お互いさまだなと。そうやって尊重し合うからこそ、自立していくのではないかと考えています。

そういった考えもあり、関わりたいときに関われて、任せたいときには任せられるみらいキャンパスの講座は、我が家にとても合っていると感じます。オンラインなので送り迎えも不要ですし、パソコンの操作や受講の仕方も、回を重ねれば親がいなくても大丈夫になっていきます。また、時間があるときに親子で講座の録画を見返せるのもよいですよね。子どもにとっては復習になりますし、画面にツッコミを入れながら一緒に見るのは、親子のよいコミュニケーションになり、2倍活用できていると思います。みらいキャンパスは、「子どもはもちろん大事だけれど、自分の時間も大切にしたい」と考える親御さんにこそおすすめしたいですね。これからも学びを続けていきたいと思います。

ーー貴重なお話、ありがとうございました!

インタビューを終えて

インタビュー中、隣に息子さんもいて、質問に対してしっかり答えてくれたのがとても印象的でした。また、「親子であっても対等、だからこそ人を尊重し、自立につながっていく」という考えには、私も賛同します。また、みらいキャンパスについて、講師のサポートがよいというのはよく言っていただけますが、「オンラインだからこそ、はっきり最後まで発言しないと伝わらない環境がコミュニケーション力につながった」というお話や、「録画を一緒に見ると、2倍活用できる」というお話は、運営側としても気付けていない面も多く、みらいキャンパスの魅力を見いだしていただけて、とても嬉しく思いました。今回のインタビューを参考に、これからもよりよい学びをお届けできるように頑張ります!

Written by Noriko Arai(みらいキャンパス 共創ディレクター)

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