居心地のよい家をつくる建築士がつくる、居心地のよい時間

みらいキャンパス物語
2023.11.22

「子どもの目が輝いていて、自己肯定感がモリモリ高まった!」「むっちゃんと出会えてよかった!」「むっちゃんに一緒に我が家を考えてほしかった!」。むっちゃんのレッスン後アンケートは、そんな受講者からの熱い思いで溢れている。
「みらいキャンパス物語」第5弾では、一級建築士のむっちゃんこと野上むつみ講師がつくる温かく居心地のよい時間について紹介していく。

■形と空間をあやつれ! 建築士とつくる キミだけの夢のおうち
■参加者の学年:小学1~3年生

■キミも未来の建築士!夢いっぱいの家の平面図をつくろう!
■参加者の学年:小学4~6年生

ねえねえ!むっちゃん、みんな、聞いて!

夢のおうちをつくっていく中で、むっちゃんはたくさんの思いを聞いていく。「夢のおうちでは誰と住んでいるの?」「そこには何があるの?」「なんでそう思うの?」など。答えに詰まっても、答えられなくても、むっちゃんは温かく見守って優しく迎え入れる。そして出た答えを「ええね!」「なるほど!めっちゃいいじゃん!」と全力で受けとめる。これを繰り返すことで、子どもたちは自然とむっちゃんに言いたくて、聞いてほしくてたまらなくなる。むっちゃんのつくる居心地のよい雰囲気が、子どもたちを「発表」に対して前のめりにさせるのだ。

おうちのかたが、「自分の考えを発表するのがニガテなうちの子が、最終的に堂々と自分の考えを発表できている様子に感動した!」と、4回のレッスンで精神的な成長を実感する所以はむっちゃんの「温かなまなざし」と「傾聴力」にあるのだろう。

またみんなに会いたくて。

4回のオンライン講座を終えて、「もうこの3人で会うことはないんだ…」と涙を流したRさんが、数か月ぶりにむっちゃんと念願の再会を果たした。Rさんが講座後に涙を流し、そして再会を強く希望した理由はどこにあったのだろうか。

RさんとHさんの男の子2人で始まったこの回は、2人の好物、“バナナ”の話でもちきりだった。2人で知っているバナナの種類を言いあい、おすすめの食べ方を紹介しあい、それぞれのバナナ愛を語りあった。
この講座でもむっちゃんはみんなの思いを全力で聞いていた。そして、その姿勢は自然と子どもたちにも伝染していく。Rさんの好きなものを満面の笑みで聞くHさん、Hさんの夢のおうちに込めた思いを熱心に聞くRさん。このように、自分の好きなことや想像したことを人に伝える、一生懸命に聞いてもらえる、理解して認めてもらえるという貴重な体験が、子どもたちの心に響いたのだろう。

オンラインという場所で出会った子どもたちや講師と同じ時間を共有する楽しさが「またみんなに会いたい!」とRさんに強く思わせてくれたのだと思う。

最後の日にはむっちゃんの手元にも二人のおすすめの“バナナ“が握られていた。

ぼくの夢のおうちは、家族が幸せに暮らせるおうち!

「おじいちゃんおばあちゃんのために段差をなくした。」「お父さんのために仕事部屋を作った。」など、子どもたちの夢のおうちは“誰かのため”が溢れている。

夢のおうちづくりではまず、自分の“好き”や“大切なもの”を言語化するところから始まる。先述のように、むっちゃんは子どもたちの思いをゆっくり、丁寧に聞いていく。この時間を経て、子どもたちは、自分の“好き”や“大切なもの“を改めて考え直し、自分はどう生きたいか、自分や家族がよく生きるとはどういう状態かを再定義していく。そこで横にいたおうちのかたは、気づかされる。わが子が家族をどれだけ大切に思っているのか、考えているのかを。

家の建て方、設計図の書き方、カタチや空間の感覚を伝えながらも、むっちゃんの一番伝えたい思い、“建築士のお仕事とは、住む人が住んでいて幸せだと感じてもらう”ことを子どもたちは十分に感じ、実践する時間になっている。

「むっちゃんに我が家を建ててもらいたかった!」、「職業選択の一つとして興味が広がった。」との声は建築士としてのむっちゃんの考えや想いに共感したからこその声だと思う。

■野上むつみ講師の講座は11~1月にも開催予定です。
次はどんな時間が生まれるのか、ますます楽しみです。
【公式】みらいキャンパス | ベネッセコーポレーション (benesse.co.jp)

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野上むつみ インスタグラム

Written by Daichi Ito(全国の子どもたちとむっちゃんをつなぎたい、みらいキャンパス 数・図形講座担当)

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