みんなアーティスト!ちがい=個性から生まれる「表現」
毎回、講座定員の半分以上がリピーターで埋まる「アーティストと一緒に絵をかこう!」。今回の「みらいキャンパス物語」は、その何度でも帰ってきたくなる講座を担当するアーティスト“おだっち”こと織田尭(おだたかし)講師と子どもたちの学びの様子をお伝えします。
■アーティストと一緒に絵をかこう!
■参加者の学年:小学1~6年生
■世界の神様を見て、オリジナルキャラクターをかこう!
■参加者の学年:小学2~6年生
おだっちの講座は何度でも帰ってきたくなる居場所
「息子は完全におだっちのファンになっていて、また絶対に受講したい!と言っています。」
おだっちの講座を受講した子どもたちの保護者の方に感想を伺うと、必ずと言っていいほど、皆さんこの言葉が出てきます。
その理由は、「受け止め力」の高さ。
「いいね!いいね!めっちゃいい!!もしかして影も描いてる?」
「おだっちは、白く光を入れているところがいいと思った!自分ではどんなところが気に入ってる?」
子どもたち1人1人の「個性」から生まれた「表現」を受け止め、おだっち自身が素敵だと思ったポイントをこれでもか!というくらいに褒める。そして、現役のアーティストとして、子どもたちの「表現の幅」を広げるためのアドバイスや工夫を子どもたちに伝えていく。
最初は緊張の面持ちだった子どもたちも、自分が表現したかったストーリーや意図をおだっちが受け止め、理解してくれ、褒めてくれることにより、どんどん自信に満ち溢れた表情へと変化していきます。
おだっちが子どもたちに伝えていること
おだっちが子どもたちに伝えていることは、「表現方法」だけではありません。
いくつかシリーズがある講座の中で、そのすべてに共通しているのは、「“個性”と“多様性“を大切にしてほしい」という子どもたちへのメッセージです。 そのメッセージの象徴的な講座とも言える「世界の神様を見て、オリジナルキャラクターをかこう!」では、世界の神様を見ていきながら、
・「信じる」って、どういうことだろう
・ 考え方が違ってもいい、その「違い」が面白く、それが「個性」になる
・「個性」を表現して、認め合うことで、世界に出たときに友達が増えるかも!
おだっちは、そんなメッセージを子どもたちに伝えていきます。
おだっちからのメッセージを受け取った子どもたち。最近では、
「同じテーマなのに、全然違う絵になって面白い!」
「○○さんの絵、めっちゃうまい!」
と、互いの違い=個性を楽しむようになってきました。
他者とオンラインで「絵を描く」ということ
「息子はもともと絵が好きで、小さなころは絵に没頭していることも多かったのですが、高学年になってからはゲームばかりでした。でも、おだっちに出会ってから絵を描く時間が再び増えたんです。俺は絵が下手だから…というようなネガティブな発言も多かったのですが、みらいキャンパスを受講し始めてから、うまくなるにはどうしたらいいだろう、という思考に変わってきて、驚きました。」
もう何度も受講してくれている受講生の保護者の声です。
「絵を描く」ことそのものは、1人でもできること。
1人でじっくり描くこと、みんなで描くこと、それぞれに良いところがあるよね、とおだっちは言います。
全国からオンラインで、おだっちのもとへと集まる絵が大好きな子どもたち。
「じゃあ、描いてみようか!」
というおだっちの掛け声で、スッと集中し、もくもくと絵を描いていく姿は、全員アーティストそのものです。
おだっちと、そして自分の他にも絵が大好きなお友達と一緒に、はじめて描くテーマに挑戦したり、互いの絵を見せ合ったり。
場所は離れていても、その空間を共有することで、子どもたちは互いの個性を認め、刺激を与えあい、自分の中にはなかった表現を取り入れていきます。
それが、おだっちと子どもたちが一緒につくっていくみらいキャンパスの講座です。
■織田講師の同講座 【世界の神様を見て、オリジナルキャラクターをかこう!】は2月にも開催予定です。ぜひご検討ください。
【公式】みらいキャンパス | ベネッセコーポレーション (benesse.co.jp)
Written by Yayoi Fujisawa